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【東南アジア周遊】2ヶ月で旅したルートとおすすめ都市まとめ(女一人旅で6カ国19都市)

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東南アジア周遊は、長期旅行を考えている人の中で、旅の初心者や、一人旅をしようと思っている人にもおすすめしたい旅先です。

私もはじめての海外一人旅が東南アジア周遊でした。

●東南アジアおすすめポイント

・距離的にも日本からそう遠くはなく、時差は1、2時間ほど

・物価が安い、治安が良い国が多い

・同じアジア圏なので食文化も似ていてごはんに困ることが少ない

ここでは、私が実際に東南アジアを周遊した時のルートとそれぞれの都市の滞在日数、またおすすめの都市も紹介していきたいと思います。

これから東南アジア周遊を考えている人の参考になれば嬉しいです!

私の東南アジア周遊の基本情報

まず私が実際に旅した東南アジア周遊の基本情報をお伝えします。

基本情報

・行った国:6カ国(タイ・ラオス・ベトナム・カンボジア・マレーシア・シンガポール)

・期間:10月30日〜12月18日(50日間)

・かかった費用:ざっくり30万円

・女1人のかなりゆっくり旅

そもそも東南アジアとは、ミャンマー・ベトナム・ラオス・タイ・カンボジア・マレーシア・シンガポール・フィリピン・ブルネイ・インドネシア・東ティモールの11カ国のことです。

すべての国に行きたかったのですが、費用を抑えるため、空路を使う必要があるフィリピン・ブルネイ・インドネシア・東ティモールの4カ国は断念しました。

陸路で入国可能なミャンマーは行こうとしていたのですが、タイムオーバーで、最終的に6カ国となりました。

費用に関しては、節約旅でも、豪遊旅でもない普通の旅?で、ざっくり30万円かかりました。

東南アジア周遊ルート(6カ国19都市)

それでは私が実際にした東南アジア周遊のルートを、まずは地図と表でまとめてみます。ちなみに都市間の移動方法も記しておきます。

タイ(5都市/17泊18日)1.バンコク2泊3日
〜夜行バス〜1泊
2.チェンマイ6泊7日
〜バン〜
3.パーイ3泊4日
〜バン〜
4.メーホンソーン2泊3日
〜バン〜
5.チェンライ3泊4日
〜バス〜
ラオス(4都市/10泊11日)6.ファイサーイ1泊2日
〜ボート〜1泊
7.ルアンパバーン3泊4日
〜バン〜
8.バンビエン2泊3日
〜バン〜
9.ビエンチャン2泊3日
〜夜行バス〜1泊
ベトナム(4都市/9泊10日)10.ハノイ2泊3日
〜夜行バス〜1泊
11.ホイアン3泊4日
〜バス〜
12.フエ1泊2日
〜バス〜
13.ドンホイ2泊3日
〜飛行機〜
カンボジア(4都市/7泊8日)14.シェムリアップ3泊4日
〜バス〜
15.プノンペン1泊2日
〜バス〜
16.シアヌークビル1泊2日
〜船〜
17.ロン島2泊3日
〜船・飛行機〜
マレーシア(1都市/3泊4日)18.クアラルンプール3泊4日
〜バス〜
シンガポール(1都市/2泊3日)19.シンガポール2泊3日

私は日本出発前にきっちりルートや滞在日数を決めていたわけではなく、旅をしながら次の都市を決めたり、気に入った都市には長く滞在したりしていました。

その旅スタイルが自由気ままでよかったと思う反面、帰国日だけは決めていたため、最後の方がかなり駆け足の旅になってしまいました。ミャンマーやマレーシアの島々にも行ければ行きたかったなと少し後悔しています。

ですので、どうしても行きたい国や都市がある場合は、ある程度の予定を組んでいく方が良いのかなと思います。

ただ何も決めずに出発する旅も、冒険要素があって、それはそれで楽しいです。

東南アジア周遊で旅した都市とおすすめ度

ではつぎに、私が旅した東南アジアの都市について簡単に紹介していきます。

また実際に行って感じたそれぞれの都市のおすすめ度(★1〜5)についてもお伝えします。

東南アジア周遊1カ国目:タイ(5都市)

東南アジア周遊1カ国目、タイには5都市で17泊18日といちばん長く滞在しました。

見どころも多く、東南アジアの中でも人気の国のため、交通の便や宿の多さからも旅がしやすかったです。

1.バンコク(おすすめ度★5)

タイの首都であるバンコクは、高層ビルが立ち並ぶ大都会

なんでも揃うので、日本で忘れてきたものや、これからの旅の準備もここでするといいかもしれません。

しかし都会なだけではなく、三大寺院とよばれる煌びやかで有名なお寺があったり、観光も楽しめる場所です。

2.チェンマイ(おすすめ度★4)

タイ第二の都市であるチェンマイは、バンコクとは違いゆったりとした雰囲気です。

城壁と堀に囲まれた旧市街にはおしゃれなカフェがたくさんあり、パソコンを持ったノマドワーカーさんもよく見かけました。

また11月には無数のランタンが夜空に浮かぶコムローイ祭りも行われます。幻想的な光景が見られるので、予定が合えばぜひお祭りの時期に訪れてくださいね。

3.パーイ(おすすめ度★3)

パーイは田舎のまったりした小さな町で、山や川など自然に囲まれてのんびり過ごすことができます。

なぜか欧米人に人気のスポットのようで、小さなメインストリートではバックパッカーが思い思いに過ごしています。

ここではバンガローを貸切で安く泊まることもできるので、喧騒を忘れ、とにかくゆっくりしたい人におすすめの町です。

4.メーホンソーン(おすすめ度★2)

パーイよりもさらに田舎のメーホンソーン

町自体には本当に何もなくて、観光客もほぼいませんでした。

しかし11月には、町から車で1時間ほど山を越えた場所でブアトーン祭りというひまわりのお祭りが開催されていて、一生分のひまわりを見ることができます。

花に興味がない人へはおすすめできませんが、花が好きな人にはおすすめ度★5のスポットです。

5.チェンライ(おすすめ度★4)

チェンライはタイの最北にある、ミャンマーやラオスとの国境付近に位置する街です。

ここには他では見られない、超ユニークなお寺ホワイトテンプルブルーテンプルがあります。

少しゾッとするテーマパークのようなホワイトテンプルと、幻想的な青が美しいブルーテンプルは旅の話のネタにもなるので、なかなかおすすめのスポットです。

東南アジア周遊2カ国目:ラオス(4都市)

東南アジア周遊の2カ国目、ラオスには4都市に10泊11日と、マイナーな国でありながら、なかなかしっかり旅をしました。

特別に有名な観光地はないので、ザ・観光地に行きたい人には向かない国です。

逆に、時間を忘れてふらっと旅をしたい人におすすめの国です。

6.ファイサーイ(おすすめ度★2)

タイのチェンマイから陸路で国境を越えるとあるのがファイサーイの町。

ルアンパバーン行きのボートがここから出発するので滞在しただけの町で、メインストリートにも宿やレストランがいくつかある程度でした。

この町を目的に訪れる人はあまりいないかと思いますが、メコン川が流れ、趣のあるお寺があったりと居心地はよいところでした。

7.ルアンパバーン(おすすめ度★5)

東南アジアの中でも個人的にとてもおすすめしたい都市のルアンパバーン

過去にフランスの植民地であった影響からか、ヨーロッパとアジアの雰囲気が絶妙にミックスされたおしゃれな街です。

コンパクトな街の中には素敵なカフェやショップ、お寺が並び、カメラ片手にのんびり街歩きをするだけで十分楽しめるスポットです。

8.バンビエン(おすすめ度★3)

ルアンパバーンより南へ行くとあるのが、手付かずの自然に囲まれた町バンビエン

ここではさまざまな自然のアクティビティを楽しむことができます。

タイヤを浮き輪がわりに川を下るチュービング、カヤック、洞窟探検など、ツアーに参加していろんなアクティビティを楽しみたい人にはおすすめの町です。

9.ビエンチャン(おすすめ度★2)

バンビエンからさらに南に行くとあるのがラオスの首都ビエンチャン

なんと「世界一なにもない首都」と言われていて、観光地もあまりない静かな街です。

しかし郊外にはブッダパークという奇妙な公園があって、変わった仏像をたくさん見たい人は訪れてみてください。

東南アジア周遊3カ国目:ベトナム(4都市)

東南アジア周遊の3カ国目、ベトナムには4都市で9泊10日滞在しました。

魅力的な都市が多く、東南アジアの中ではタイと同じくらいおすすめの国です。

まだ観光地化が完成されていない、ローカル感が残っているところもまた良いポイントだと思います。

10.ハノイ(おすすめ度★3)

ベトナムの首都であるハノイは、とにかく人や物が集まったごちゃごちゃした街という印象です。

マーケットには服や靴など物がこれでもかと積み上げられていたり、道には無数のバイクが走っていたり、東南アジアらしさを感じることができる街です。

11.ホイアン(おすすめ度★5)

ノスタルジックな雰囲気が味わえる古都として、近年人気が高まっているホイアン

ここでは毎月、満月の夜にランタン祭りが開催されていて、幻想的な夜を楽しむことができます。

しかし夜だけでなく昼も、またランタン祭りじゃない日でもカラフルなランタンが町中に吊るされていました。

写真映えもするし、カフェやショップもたくさんあって、個人的にもかなりおすすめの町です。

12.フエ(おすすめ度★2)

ベトナム最後の王朝として栄えた古都フエ

次に紹介するドンホイに行く道すがらにあったため寄ってみた都市です。

王宮などの建造物が世界遺産に登録されていて、歴史が好きな人にはおすすめのスポットです。

13.ドンホイ(おすすめ度★5)

私がどうしても来てみたかったドンホイ

目的は、ここにあるフォンニャ=ケバン国立公園内の世界最大級の洞窟群です。

日本では決して見られない規模の洞窟に圧倒され、本当に来てよかったなと思いました。

わざわざ寄る価値のあるスポットだと思うので、全力でおすすめしたいです。

東南アジア周遊4カ国目:カンボジア(4都市)

東南アジア周遊の4カ国目、カンボジアには4都市で7泊8日滞在しました。

入国にビザの取得が必要なのと、他の国に比べて少し治安が悪いというデメリットがあります。

しかし魅力的な国なので、ぜひ旅のルートに取り入れてみてください。

14.シェムリアップ(おすすめ度★5)

ワンコールアットをはじめとする遺跡群の町シェムリアップ

東南アジアの世界遺産といえばアンコール遺跡群と言われるほど有名ですが、想像の何倍もの遺跡があって驚きました。

大きな遺跡を外から眺めるもよし、遺跡の中に入って数々の像やレリーフを楽しむもよし、遺跡好きにはたまらないスポットだと思います。

15.プノンペン(おすすめ度★3)

カンボジアの首都であるプノンペン

あまり有名な観光地はないですが、フランス統治時代の影響が残る街です。

ポルポト政権での大虐殺があった場所でもあり、負の遺産キリングフィールドなど、歴史を学ぶことができる街でもあります。

16.シアヌークビル(おすすめ度★2)

カンボジア南部の港町シアヌークビル

次に紹介するロン島へのボートが出る町のため、前日に1泊しました。

私が行った時はいくつかビーチやレストランがある程度だったのですが、現在はリゾート開発が進んでいるようです。

17.ロン島(おすすめ度★5)

カンボジアの秘境と呼ばれているロン島

私が今まで行った島やビーチのなかで一番美しいところでした。

白い砂浜と透明度が高すぎる海、朝日と夕日も素晴らしくて毎日感動の連続でした。

日本人にはあまり知られていないスポットですが、欧米人には人気のようで、ホテルやレストランもたくさんあり、シュノーケルツアーなども楽しめます。

間違いなくおすすめしたい場所です。

東南アジア周遊5カ国目:マレーシア(1都市)

東南アジア周遊の5カ国目、マレーシアにはクアラルンプールのみ3泊4日の滞在でした。

18.クアラルンプール(おすすめ度★4)

マレーシアの首都でかなり発展した都市クアラルンプール。

タイのバンコクくらい都会で、有名なチェーン店やショッピングモールなんかもたくさん見かけました。

また多国籍国家のため、チャイナタウン、イスラム教のモスク、はたまたヒンドゥー教の寺院があったりと、1つの場所にさまざまな文化がぎゅっと詰まった街です。

東南アジア周遊6カ国目:シンガポール(1都市)

東南アジア周遊の最後の都市シンガポールには2泊3日の滞在でした。

19.シンガポール(おすすめ度★4)

バンコクやクアラルンプールよりもさらに都会のシンガポール

都会を通り越して、近未来的な建造物が多く、また街が日本と同じくらい綺麗なので気持ちよく過ごせます。

クアラルンプールと同じく多民族国家で、チャイナタウン・リトルインディア・アラブストリートが電車一本でつながっています。

コンパクトな都市なので、観光がしやすいのもいいところです。

東南アジア周遊のおすすめ都市まとめ

では最後に、東南アジア周遊のおすすめ都市(★4〜5)をまとめておきます。

おすすめ度★4〜5

タイ バンコク(★5)チェンマイ(★4)チェンライ(★4)

ラオス ルアンパバーン(★5)

ベトナム ホイアン(★5)ドンホイ(★5)

カンボジア シェムリアップ(★5)ロン島(★5)

マレーシア クアラルンプール(★4)

シンガポール シンガポール(★4)

個人的なおすすめなので、もちろんどんな旅にしたいかによって変わってくるとは思いますが、少しでも参考になれば嬉しいです。

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